xls と xlsx の 違い

Excel(エクセル)は、Microsoftが開発したスプレッドシートソフトウェアです。Excelを使用するためには、データを保存するためのファイル形式を選択する必要があります。主に使われているのは、”xls”と”xlsx”の2つの形式です。この記事では、xlsとxlsxの違いについて詳しく説明します。

1. ファイル形式の違い

xlsとxlsxの最も大きな違いは、ファイル形式です。xlsはExcelの古いバージョンで使用される形式であり、xlsxは新しいバージョンで使用される形式です。xlsはバイナリ形式であり、xlsxはXML形式で保存されます。

以下に、xlsとxlsxファイルの拡張子の違いをまとめた表を示します。

xls xlsx
.xls .xlsx

2. ファイルサイズの違い

xlsとxlsxのファイルサイズも異なります。一般的に、xlsxの方がxlsよりも小さなファイルサイズでデータを保存することができます。これは、xlsxがXML形式であるため、より効率的にデータを圧縮することができるためです。

3. 対応するExcelバージョンの違い

xlsとxlsxは、異なるバージョンのExcelに対応しています。xlsはExcel 2003以前のバージョンで使用され、xlsxはExcel 2007以降のバージョンで使用されます。新しいバージョンのExcelでは、xlsx形式が推奨されており、より多くの機能と拡張性が提供されています。

4. 互換性とサポートの違い

xlsとxlsxの互換性とサポートも異なります。xlsx形式は、他のオフィススイートやアプリケーションとの互換性が高く、より幅広い範囲のデバイスとプラットフォームで使用できます。一方、xls形式は古いバージョンのExcelのみでサポートされ、新しい機能や互換性のあるプラグインなどが制限されます。

以上が、xlsとxlsxの違いについての詳細な説明です。選択するファイル形式は、使用するExcelバージョンや互換性の要件によって異なります。xlsは古いバージョンのExcelとの互換性が必要な場合に使用し、新しいバージョンや他のソフトウェアとの互換性が重要な場合にはxlsxを選択すると良いでしょう。